プラスチックフィルムの物性比較


項目

LDPE / HDPE

ポリオレフィン

PVC

名称

単層

低密度ポリエチレン

高密度ポリエチレン

三層

PP / EVA / PP

PE / EMA / PE

ポリ塩化ビニル

主成分

エチレン単層重合体

三層共重合体

PP / EVA / PP

PE / EMA / PE

塩化ビニル重合体VCM

溶融点

80度~100度

100度~130度

130度~170度

密度

0.91~0.94g/㎝3

0.90~0.91g/㎝3

1.40g/㎝3

厚み

0.02㎜~0.08㎜

0.05㎜~0.2㎜

0.1㎜~3.0㎜

表面処理

コロナ放電処理

コロナ放電処理

不必要

柔軟性

加工後の仕上がり

硬い

加工後の仕上がり

硬い

常に柔らかい

※1

カール性

有り

逆巻取りで改善する

有り

逆巻取りで改善する

ほとんどない

透明性

やや悪い

加熱して良好

非常に良い

引き裂き

強度

やや強い

やや強い

やや弱い

タック性

良好

良好

悪い

色素

移行性

 

薬品

汚染性

良好

(シンナー、インク、タバスコ、カレー、コーヒーなど)

良好

(シンナー、インク、タバスコ、カレー、コーヒーなど)

右記のすべてに汚染される

※1

耐候性

無黄変

無黄変

経時変化による黄変あり

※2

耐熱性

なし

なし

あり

防炎性

悪い

燃えやすく有毒ガスは出ないが二酸化炭素排出量は多い

悪い

燃えやすく有毒ガスは出ないが二酸化炭素排出量は多い

自己消化力がある

燃えづらく塩素ガスが出るが現在の焼却炉問題はほぼ解決している

揉み

白化性

やや有り

生地や染めの状態によって異なる

やや有り

生地や染めの状態によって異なる

良好

生地や染めの状態によって異なる

ウェルダー加工性

悪い

良好 良好

公害性

燃焼試験

750℃


測定時間

10分

塩化水素系ガス

検出せず


一酸化炭素ガス

250㎎/g


二酸化炭素ガス

2700㎎/g

塩化水素系ガス

検出せず


一酸化炭素ガス

175㎎/g


二酸化炭素ガス

1900㎎/g


単層より30%削減

塩化水素系ガス

120㎎/g


一酸化炭素ガス

140㎎/g


二酸化炭素ガス

1600㎎/g

※1.PVCには多くの可塑剤が含まれているため柔軟性と伸縮性に優れるが、一方では経時変化を起こしやすく様々な樹脂に融合、融着しやすいので侵されやすい。


※2.サンシャイン・ウェザーメーターで72時間照射した結果、微量に変化する。材料のの保管環境によって異なります。直射日光を避けて風通しの良い場所が好ましい。